おやくそく
このページに書かれていることを試した結果いかなる不具合が発生したとしても、PINGU♂は一切責任を負いません。あらかじめご了承ください。m(__)m
特に、レジストリ操作など下手をすれば簡単にシステムを壊してしまうようなことも
平気で書くと思うので、よくわからないと思ったことに手を出すのは控えてください。
基本的には自分で実際に試したことしか載せないので最悪の事態はそうないと思いますが、念のため。
またもし、これってまずいんじゃね?ということを言っていたらご一報いただけるとありがたいです。
…被害者を増やさないためにw
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最近自分のパソコンを再インストールしたのでこれを機会にWindowsへのTeXのインストール手順をまとめてみます。自分用のメモも兼ねて。
…以前はTeXなんて使ってられるか、Wordで十分だ、とか思っていたのですが…今やないと困る存在に。Wordも使いますけどね。
(1)TeXのインストール
TeX本体一式のインストール。これがないと始まらない。
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~abenori/index.html
から「TeXインストーラ」をダウンロードして実行する。
(作ったもの,書いたもの,その他 → TeXインストーラXXX)
あとは基本的に「次へ」やら「Next」やらを押していけばインストールは完了します。
注意点を3つほど。
・jsclassesは入れておきましょう。
・GhostScriptのインストール画面で、「Use Windows TrueType fonts for Chinese, Japanese and Korean」にチェックを入れる。
・一部のインストーラは日本語に対応していませんが、Englishでも為せば成る。
これで「TeX」はインストール終了です。
阿部様、ありがとうございますm(__)m
# うまくダウンロードが進まない時はダウンロード先のサーバを変えてみる
# どーしてもわからない人はここ
「Texインストーラ3」セットアップマニュアル
http://www.iplab.cs.tsukuba.ac.jp/~ishihara/platex_install.htm
# それでもわからない人は、おとなしくWordを使ってた方がきっと幸せ。
(2)WinShellのインストール
TeXの統合開発環境であるWinShellをインストール。
http://www.winshell.de/modules/ws_download/
から「Self-installing exe」(自己解凍形式)なり「Zip archive」なり好きな方をダウンロード。実行or解凍で基本的にインストール完了。
(3)WinShellの設定
日本語環境でWinShellを使うにはいくつか設定を変更する必要がある。
オプション → 全般 でオプションを開いて
1. 一般タブで言語のWinShellを「Japanese」に、ファイル形式を「Windows」に。
2. 主なTeXプログラムの設定で各プログラムの設定を以下のようにする。
・プログラム名:LaTeX
exeファイル名:platex.exe
コマンドライン:-src-specials -interaction=nonstopmode "%s"
・プログラム名:BibTeX
exeファイル名:jbibtex.exe
コマンドライン:"%s"
この下はお好みで
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・プログラム名:PDFLaTeX
exeファイル名:dvipdfmx.exe
コマンドライン:-V 5 "%s.dvi"
・プログラム名:PDFView
exeファイル名:C:\Program Files\Adobe\Reader 9.0\Reader\AcroRd32.exe (Adobe Readerへのパス)
コマンドライン:"%s.pdf"
# 使用パッケージの関係でPDF作成にdvipdfmxをよく使うのでこうしてしまった。
但し先にLaTeX(F5キー)を実行してdviを作っておく必要がある。
デフォルトとは趣旨が若干異なるので注意。
# 引数の「-V 5」はPDFバージョン1.5で作成するオプション。デフォルトは1.4で作られる。
適度に調整することでファイルサイズが小さくなったりしてよいのだが、当然Adobe Readerのバージョンに依存するので注意が必要。
個人的にはここに載せたとおり1.5がおすすめ。1.4に比べてそこそこファイルサイズが小さくなるし、「Adobe Reader以上(Acrobat Readerじゃだめ)」の全バージョンで見られるから。
3. フォントタブのフォントを「MS ゴシック」などの日本語フォントに、スクリプトを「日本語」に、エンコーディングを「ShiftJIS」にする。
ここから先は必要に応じて。
(4)EPG-convのインストール
TeXで画像を扱う時はepg形式が何かと便利なので変換ソフトを入れておく。
bmp, jpeg, png, gif, mag などに対応。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA023018/
からEPG-convをダウンロードしてインストール。
画像をD&Dするだけで変換されるので簡単。
Chips
目次・脚注・refなどにリンクをつけたり「しおり」を作成したりする。
ちょっといい感じのPDFが作れます。
hyperrefパッケージを使用します。
\usepackage[dvipdfm,bookmarks=true,bookmarksnumbered=true,colorlinks=true,linkcolor=black,urlcolor=black]{hyperref} %目次・脚注・refなどにリンクをつける
\AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode 90ms-RKSJ-UCS2}} %しおりが文字化けしないように Shift_JIS用
jsarticleとhyperrefを同時に使用すると、A4で表示しようとしてもページの下が切れてしまい正常に表示できないことがあります。これを解決するには、hyperrefのオプションに「a4paper」を追加するとうまくいきます。
参考ページ
TeX Wiki
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?WinShell
MyTeXpert - ここのマニュアルが重宝
http://mytexpert.sourceforge.jp/
Wikipedia PDF - PDFのバージョンがまとまっていてわかりやすい
http://ja.wikipedia.org/wiki/PDF