おやくそく
このページに書かれていることを試した結果いかなる不具合が発生したとしても、PINGU♂は一切責任を負いません。あらかじめご了承ください。m(__)m
特に、レジストリ操作など下手をすれば簡単にシステムを壊してしまうようなことも
平気で書くと思うので、よくわからないと思ったことに手を出すのは控えてください。
基本的には自分で実際に試したことしか載せないので最悪の事態はそうないと思いますが、念のため。
またもし、これってまずいんじゃね?ということを言っていたらご一報いただけるとありがたいです。
…被害者を増やさないためにw
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緊急時の作業用に回復コンソールというものが存在します。
自分もかつてレジストリが壊れて起動しなくなった時にこれを利用してバックアップからレジストリを復元し、復活させたことがあります。
まあそのほかにはブートレコードの修復とか、再インストール前に拾えるデータをコピーするとかくらいしか用途はないのですが(本当か?)、入れておくに超したことはありません。
Windowsのヘルプを見ると、WindowsのインストールCDを入れてコマンドプロンプトで「D:\i386\winnt32.exe /cmdcons」(但しD:\はCDドライブ)を実行することでインストールができる、とあります。
ところがサービスパックを導入してインストールCDのバージョンが古い場合は「コンピュータの Windows のバージョンが CD に収録されているバージョンより新しいため、セットアップを続行できません。」とエラーがでてインストールができません。
そこで以前winnt32.exeを検索したら「C:\WINDOWS\ServicePackFiles\i386」に当該ファイルを発見。そこで「C:\WINDOWS\ServicePackFiles\i386\winnt32.exe /cmdcons」を実行してみたら見事にインストール成功!はっはー …とかやっていました。当時はSP2でした。今回SP3で同じことを試そうとしてみたらwinnt32.exeが存在しない!というわけでインストールできません。うーむ、SP3で回復コンソールをインストールする方法はないのかなあ…
【重要】
しかもSP2時代で一応成功した「C:\WINDOWS\ServicePackFiles\i386\winnt32.exe /cmdcons」も結構怪しい。マイクロソフト公式のインストール方法が実はありました。
http://support.microsoft.com/kb/883760/ja
ただ、実際にうまくいったんだよなあ… 圧倒的に手軽だし。まあでも公式に従った方が無難です。
以下はもう少し役に立つこと。
備忘録
回復コンソールをインストールしても、あらかじめセキュリティポリシーを変更しておかないと自由にHDD内のファイルにアクセスできません。以下の手順でポリシーを変更します。
(1) スタート → ファイル名を指定して実行 で「secpol.msc」と入力する。
(2) ローカルポリシー → セキュリティオプション で「回復コンソール: すべてのドライブとフォルダに、フロッピーのコピーとアクセスを許可する」を有効にする。
備忘録2
レジストリの実態は「C:\WINDOWS\system32\config」にある。
レジストリの破損でWindowsが起動しない場合は、回復コンソールを起動して別にとってあったバックアップから
・system
・software
・sam
・security
・default
をコピーする。一応コピー前のレジストリをバックアップしておくとよい。
最悪「C:\WINDOWS\repair」にWindowsをインストールした時点のレジストリが残っているのでそれを利用する。もちろん古いレジストリを使用することになるので様々な不具合が生じるだろう。あるいは「C:\System Volume Information」以下にある、システムの復元でバックアップされたレジストリを探すのもありかもしれない。
普段のレジストリのバックアップには「ERUNT」を使うとよい。
http://www.larshederer.homepage.t-online.de/erunt/
ちなみに同じページにある「NTREGOPT」は肥大化したレジストリを最適化してくれるソフト。