おやくそく
このページに書かれていることを試した結果いかなる不具合が発生したとしても、PINGU♂は一切責任を負いません。あらかじめご了承ください。m(__)m
特に、レジストリ操作など下手をすれば簡単にシステムを壊してしまうようなことも
平気で書くと思うので、よくわからないと思ったことに手を出すのは控えてください。
基本的には自分で実際に試したことしか載せないので最悪の事態はそうないと思いますが、念のため。
またもし、これってまずいんじゃね?ということを言っていたらご一報いただけるとありがたいです。
…被害者を増やさないためにw
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年末にギガビットハブを導入しました。
IO-DATAのETG2-SH5Nです。
せっかくなのでスループットを測ってみました。
測定条件
コンピュータ名 | IPアドレス | NIC | ドライババージョン | ファイアウオール |
PINGA | 192.168.100.1 | Marvell Yukon 88E8001/8003/8010 PCI Gigabit Ethernet Controller | 10.51.1.9 | ウイルスバスター2008 |
BASACHAN | 192.168.100.2 | Intel PRO/1000 PL Network Connection | 9.12.30.0 | ウイルスバスター2008 |
測定にはWindowsに付属するTTCP.EXEを利用しました。
これはXPのセットアップCDの以下の場所にあります。
メーカー製PCの場合は、システムディスクのVALUEADDフォルダ以下に同じものがあるかもしれません。
\VALUEADD\MSFT\NET\TOOLS
使い方は、まずコマンドプロンプトを起動してTTCP.EXEのディレクトリに移動します。
次に受信側で「ttcp -r」を実行して受信待機状態にします。
最後に送信側で「ttcp -t (受信側のIPアドレス)」を実行すると双方で結果が表示されます。
測定結果
<FWあり>
(PINGA←BASACHAN)
ttcp-r: local 192.168.100.1 <- remote 192.168.100.2
ttcp-r: buflen=8192, nbuf=2048, align=16384/+0, port=5001 tcp
ttcp-r: 16777216 bytes in 517 real milliseconds = 31690 KB/sec
ttcp-r: 2085 I/O calls, msec/call = 0, calls/sec = 4032, bytes/call = 8046
(BASACHAN←PINGA)
ttcp-r: local 192.168.100.2 <- remote 192.168.100.1
ttcp-r: buflen=8192, nbuf=2048, align=16384/+0, port=5001 tcp
ttcp-r: 16777216 bytes in 642 real milliseconds = 25520 KB/sec
ttcp-r: 2110 I/O calls, msec/call = 0, calls/sec = 3286, bytes/call = 7951
<FWなし>
(PINGA←BASACHAN)
ttcp-r: local 192.168.100.1 <- remote 192.168.100.2
ttcp-r: buflen=8192, nbuf=2048, align=16384/+0, port=5001 tcp
ttcp-r: 16777216 bytes in 310 real milliseconds = 52851 KB/sec
ttcp-r: 2114 I/O calls, msec/call = 0, calls/sec = 6819, bytes/call = 7936
(BASACHAN←PINGA)
ttcp-r: local 192.168.100.2 <- remote 192.168.100.1
ttcp-r: buflen=8192, nbuf=2048, align=16384/+0, port=5001 tcp
ttcp-r: 16777216 bytes in 458 real milliseconds = 35772 KB/sec
ttcp-r: 2662 I/O calls, msec/call = 0, calls/sec = 5812, bytes/call = 6302
FWありで大体200~250Mbps位です。なるほど、まあこんなもんかと。
100Base-TXに比べるとかなり早いです(以前の3~4倍)が、ギガビットにはほど遠いですね。
測ってみて分かったのがPCの性能にかなり影響されるということです。PINGAから送信した場合は性能のいいBASACHANから送信した場合に比べて7、8割ほどしかでていません。
ちなみに、直結して測った場合も大体同じくらいだったので、ハブがボトルネックになっているわけではなくて、うちの環境の限界のようです。もっと性能のいいPC同士で測ってみたいものです。
あと、ハブのポートの組み合わせによっても値が変化しました。
今回の結果は4番5番ポートにつないだ場合です。組み合わせによってはもう少し改善できるかも。
他にいじる部分としてドライバの設定が考えられます。とりあえずいずれもジャンボフレームには対応しているはずですが、これをoffにすると若干スループットが悪くなります。他には割り込み加減率の調整や、省電力機能の有無が考えられます。