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東京の某大学に通う大学生の、日々思ったことのメモ帳でした。更新停止中。 since 2007.4.19

おやくそく

このページに書かれていることを試した結果いかなる不具合が発生したとしても、
PINGU♂は一切責任を負いません。あらかじめご了承ください。m(__)m
特に、レジストリ操作など下手をすれば簡単にシステムを壊してしまうようなことも
平気で書くと思うので、よくわからないと思ったことに手を出すのは控えてください。
基本的には自分で実際に試したことしか載せないので最悪の事態はそうないと思いますが、念のため。
またもし、これってまずいんじゃね?ということを言っていたらご一報いただけるとありがたいです。
…被害者を増やさないためにw
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最近自分のパソコンを再インストールしたのでこれを機会にWindowsへのTeXのインストール手順をまとめてみます。自分用のメモも兼ねて。
…以前はTeXなんて使ってられるか、Wordで十分だ、とか思っていたのですが…今やないと困る存在に。Wordも使いますけどね。


(1)TeXのインストール
TeX本体一式のインストール。これがないと始まらない。

http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~abenori/index.html
から「TeXインストーラ」をダウンロードして実行する。
(作ったもの,書いたもの,その他 → TeXインストーラXXX)
あとは基本的に「次へ」やら「Next」やらを押していけばインストールは完了します。
注意点を3つほど。
・jsclassesは入れておきましょう。
・GhostScriptのインストール画面で、「Use Windows TrueType fonts for Chinese, Japanese and Korean」にチェックを入れる。
・一部のインストーラは日本語に対応していませんが、Englishでも為せば成る。

これで「TeX」はインストール終了です。
阿部様、ありがとうございますm(__)m

# うまくダウンロードが進まない時はダウンロード先のサーバを変えてみる
# どーしてもわからない人はここ
「Texインストーラ3」セットアップマニュアル
http://www.iplab.cs.tsukuba.ac.jp/~ishihara/platex_install.htm

# それでもわからない人は、おとなしくWordを使ってた方がきっと幸せ。


(2)WinShellのインストール
TeXの統合開発環境であるWinShellをインストール。

http://www.winshell.de/modules/ws_download/
から「Self-installing exe」(自己解凍形式)なり「Zip archive」なり好きな方をダウンロード。実行or解凍で基本的にインストール完了。

(3)WinShellの設定
日本語環境でWinShellを使うにはいくつか設定を変更する必要がある。

オプション → 全般 でオプションを開いて

1. 一般タブで言語のWinShellを「Japanese」に、ファイル形式を「Windows」に。
2. 主なTeXプログラムの設定で各プログラムの設定を以下のようにする。
・プログラム名:LaTeX
 exeファイル名:platex.exe
 コマンドライン:-src-specials -interaction=nonstopmode "%s"
・プログラム名:BibTeX
 exeファイル名:jbibtex.exe
 コマンドライン:"%s"

この下はお好みで
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・プログラム名:PDFLaTeX
 exeファイル名:dvipdfmx.exe
 コマンドライン:-V 5 "%s.dvi"
・プログラム名:PDFView
 exeファイル名:C:\Program Files\Adobe\Reader 9.0\Reader\AcroRd32.exe (Adobe Readerへのパス)
 コマンドライン:"%s.pdf"

# 使用パッケージの関係でPDF作成にdvipdfmxをよく使うのでこうしてしまった。
 但し先にLaTeX(F5キー)を実行してdviを作っておく必要がある。
 デフォルトとは趣旨が若干異なるので注意。
# 引数の「-V 5」はPDFバージョン1.5で作成するオプション。デフォルトは1.4で作られる。
 適度に調整することでファイルサイズが小さくなったりしてよいのだが、当然Adobe Readerのバージョンに依存するので注意が必要。
 個人的にはここに載せたとおり1.5がおすすめ。1.4に比べてそこそこファイルサイズが小さくなるし、「Adobe Reader以上(Acrobat Readerじゃだめ)」の全バージョンで見られるから。


3. フォントタブのフォントを「MS ゴシック」などの日本語フォントに、スクリプトを「日本語」に、エンコーディングを「ShiftJIS」にする。


ここから先は必要に応じて。

(4)EPG-convのインストール
TeXで画像を扱う時はepg形式が何かと便利なので変換ソフトを入れておく。
bmp, jpeg, png, gif, mag などに対応。

http://hp.vector.co.jp/authors/VA023018/
からEPG-convをダウンロードしてインストール。
画像をD&Dするだけで変換されるので簡単。


Chips
目次・脚注・refなどにリンクをつけたり「しおり」を作成したりする。
ちょっといい感じのPDFが作れます。
hyperrefパッケージを使用します。

\usepackage[dvipdfm,bookmarks=true,bookmarksnumbered=true,colorlinks=true,linkcolor=black,urlcolor=black]{hyperref} %目次・脚注・refなどにリンクをつける
\AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode 90ms-RKSJ-UCS2}} %しおりが文字化けしないように Shift_JIS用


jsarticleとhyperrefを同時に使用すると、A4で表示しようとしてもページの下が切れてしまい正常に表示できないことがあります。これを解決するには、hyperrefのオプションに「a4paper」を追加するとうまくいきます。


参考ページ
TeX Wiki
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?WinShell

MyTeXpert - ここのマニュアルが重宝
http://mytexpert.sourceforge.jp/

Wikipedia PDF - PDFのバージョンがまとまっていてわかりやすい
http://ja.wikipedia.org/wiki/PDF
 

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今日のはメモ。ほんとにただのメモです。
毎回新しい環境に移るたびに検索し直していたので自分のところにまとめておくことにします。

emacsの、自分が使う最低限の設定部分。これをホームディレクトリの.emacs(.el)に保存しておく。


;;Ctrl + k 1回押すだけで改行を含めて一行切り取る
(defun kill-line-twice (&optional numlines)
  "Acts like normal kill except kills entire line if at beginning"
  (interactive "*p")
  (cond ((eobp) (signal 'end-of-buffer nil))
        ((or (bolp)
             (> numlines 1))
         (kill-line numlines))
        (t (kill-line))))
(define-key global-map "\C-k" 'kill-line-twice)

;nnで「ん」にする
(setq quail-japanese-use-double-n t)

;Ctrl + h = BackSpace
(global-set-key "\C-h" 'delete-backward-char)

;~で終わるバックアップファイルを作らない
(setq make-backup-files nil)

;色づけ 設定ファイルで自動化するとうまくいかないことがある?
(global-font-lock-mode t)

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デフラグソフトPerfectDisk 2008を購入しました。以前持っていたのがバージョン7で、Vistaには対応していなかったのでそれも兼ねてアップグレードです。一つ前のバージョンは持っていないので今バージョンでの変更かそうでないかはわかりませんが、とりあえず個人的に良いな、と思うのは分析レポートの強化です。デフラグ実行前後のパフォーマンスがグラフ表示されたり、履歴が残るようになりました。
また、デフラグ中のファイル名が番号ではなく実際の名前で表示されるようにもなっています。
Office2007のリボンインターフェースを意識したデザインにも変更されています。ただ、ややもっさりとしたかな、という印象はあります。

さて、PerfectDisk2008にアップグレードする前、すなわちPerfectDisk7からそうだったのですが、最近どうも分析にものすごく時間がかかるようになってしまったのです。具体的には、Cドライブ(40G)の分析に、以前は5分もかからなかったのに、ある時から1時間たっても終わらなくなってしまったのです。

原因は、どうやらウィルスバスター2008のようです。バスターの「ウィルス/スパイウェアの監視」を無効にして分析をした所、以前と同じく5分程度で終了するようになりました。
ウィルスバスター2007に戻して試してないので何とも言えませんが、確かにバスターをアップグレードしたあたりからこの症状が現れたような気がします。同じ症状で困っている人がいましたらお試し下さい。

ウィルスバスター2008、確かに2007と比べると圧倒的に軽くなって良いのですが、DLAの件もそうだし、どうもうちのパソコンとは相性が悪いようです…

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前回、現行のデジタル放送DRM制度の問題点を指摘しました。それに対する解決策として提案するのが、「親権委譲」制度です。有線あるいは書き換え可能ディスクなどを通じて、コピーができる親の権利を別の録画機器に委譲することを可能とする制度です。
 
有線による親権の委譲のメリットは、画質を犠牲にすることなく新しい録画機器に資産を移すことが可能になることです。これにより、画質の上でのバックアップ問題がクリアできます。
 
また、書き換え可能ディスクそのものが「親」となることも認めます。これは、親権委譲前に元の録画機器が故障してしまった場合に親権が消失してしまうことを防ぐためです(親権そのもののバックアップ)。一般に、書き換え可能ディスクは金属材料を利用してデータの書き込みをしているため、有機色素を使った書き換えできないディスクに比べて耐久性に優れており、バックアップ用途としても合理的なわけです。
なお、書き換えできないディスクでは親権のデータを更新することができないため、従来通り「子」にしかなれないものとします。
 
親権を委譲する際に、委譲した側の録画データを残す・残さないをユーザーが選択できるようにもします。これにより、親権そのものは新しい録画機器に移った後も古い録画機器でまだ見ることができるようになります。もちろんこの場合はダビングをしたことになるので、委譲された親権のダビング可能回数が1回減ることになります。
 
別の観点からのメリットとして、親権委譲制度の導入は規制緩和に柔軟に対応できるという点があります。
今回ダビング10の導入によって、これから新たに録画するものについてはダビングが可能となるわけですが、それ以前のものに関しては対象外です。ここでもし、親権委譲が可能だったならば、新しい機器に委譲すると同時に新しい制度を適用することも可能なはずです。(例えば、コピーワンスの権利を持っているならばコピーをしたことがないのだから、新制度上ではダビング10の権利をまるまる持っていることと同義のはずです。)これは、新制度導入(規制緩和)時に機器の買い換えを促進させるという、前回挙げた不利な条件とは正反対の効果をもたらすこととなるでしょう。
 
記録メディアのみならず録画機器にも補償金を課そうとしている今、本音を言えばコピー制限の撤廃を望みたいところです。一方でインターネット上の不正利用の現状を見ると、それが不可能なこともわかります。いずれにせよ、せめて真面目に決まりを守っている多くのユーザーが不利益を被る現状は打破していただきたいものです。

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現在、デジタル放送のコピーには1回だけコピーが可能なコピーワンスの仕組みが導入されています。これに変わる新制度として、ダビング10の導入がまもなく始まることになっています。ダビング10は、「親」である録画機器から9回まで外部メディアにコピーをすることが可能となる制度です。(10回目はムーブ動作となり、「親」の録画データは失われます。)
ダビング10の動作
ところがこの制度には重大な欠点があります。それはダビングした外部メディア、すなわち「子」から新たにコピーすること(いわゆる孫コピー)が認められていない点です。これは、親である録画機器のデータを消失した場合、今までダビングした回数にかかわらず、それ以上ダビングする権利を完全に失われてしまうことを意味します。
また、親である録画機器のデータがDVDの画質を上回っている場合には、多くの場合画質を落としてダビングすることとなります。いわゆる劣化コピーです。そもそも「デジタルコピーは画質の劣化が少ない。従って制限を掛けるべきだ。」というのがDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)の根拠の一つであるはずなのにこの状況は矛盾しているとしかいえません。
現行のデジタル放送DRMの問題点
以上のように、バックアップの観点においてダビング10は重大な欠陥を抱えているといえます。
 
このような状況は、録画機器メーカーに対して不利な条件になると思われます。すなわち、将来新しい製品を買おうとしても、現在自分が保有している録画資産がネックとなってなかなか買い換えることができない状況が発生するのではないか、と思うのです。
 
そこで提案したいのが、「親権委譲」制度です。有線あるいは書き換え可能ディスクなどを通じて、親の権利を別の録画機器に委譲することを可能とする制度です。
 
長くなったので続きは次回

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プロフィール
HN:
PINGU♂
性別:
男性
職業:
技官
自己紹介:
無事社会人となりました。パソコンをいじれる時間も学生時代と比べるとめっきり少なくなってしまったので、よほど有用なネタをメモしておきたいと思い立たない限りは、当面更新を行いません。
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